京都の老舗で料理長を務めた店主が地元に帰り、今年で創業35年を迎える。

お昼で一番人気の「3段弁当」（1,650円、写真）は、お重のふたを開けると、丁寧に下ごしらえされた旬の地元食材が顔を揃え、どれから手をつけようか迷う。

かむと、じゅわっと出汁が溢れるだし巻き玉子は、予約をすると持ち帰りも可能。

自家製柚子胡椒が隠し味の竜田揚げは、口の中に熟成柚子の香りがほのかに香り季節の味を楽しめる。

地元、矢上高校の生徒が仕込んだ「矢高みそ」を使ったみそ汁は、ほっとする味わいがうれしい。

その他、「アナゴの飯蒸」「天ぷら定食」（各1,650円）もおすすめ。

夜は、懐石料理を提供している。

お昼の席は、４人掛けの座敷が３席あり、窓から見える庭や奥様のパッチワーク作品でも季節を楽しめる。

おせち料理は毎年人気で、2段（2人前、15,120円）、３段（3人前、22,680円）、3段（5人前、37,800円）とあり、送料別で宅急便での配送も可能。

広島のデパートでも長年取り扱い中。