松江市内で2023年10月にオープンしたベーグル専門店。

連日開店時間には列ができる今、“ホット”なお店だ。

生地には、希少な北海道産小麦粉「はるゆたか」100%、ホシノ天然酵母、天日塩シママース、ハチミツのみを使用する。

一つ一つの素材を厳選しているのは、「美味しい」と「体に優しい」を両立するため。

時間をかけて低温でじっくり発酵させた生地は、きめが細かく目が詰まっているのが特徴。

独自の製法で焼き上げることで、もっちりとした弾力がありながら、ふっくらと軽い、絶妙な食感になるという。

種類は、王道のプレーンをはじめ、ココアや抹茶などのベース、トッピングが異なる25種類前後と、目移りしてしまうラインナップ。

松江はお茶どころということもあってか、抹茶生地にホワイトチョコを包んだ「宇治抹茶ホワイトチョコ」やココア生地に濃厚抹茶チョコレートを包んだ「抹茶～極み～」などが人気だそう。

季節ごとに登場する期間限定ベーグルにも注目！

今季の「クランベリーホワイトチョコ」は、プレーン生地にドライクランベリーを混ぜ、ホワイトチョコレートを包んだ冬にぴったりの一品。

温かい飲み物と一緒にいかが♪

おかず系の具材を挟んだベーグルサンドは、ボリュームも満点なのでランチにオススメ！

店主・橋本純子さんは埼玉県出身。

家族が千葉、埼玉、鎌倉でベーグル店を開いており、橋本さんも鎌倉の店舗で10年一緒に勤めてきた。

島根・松江でのお店のオープンのきっかけは、「私がここに住みたかったから」と満面の笑みの橋本さん。

22年５月に友人との旅行で初めて島根に訪れた際、「空気がおいしい！」と心引かれ、住みたい衝動に駆られたそう。

鎌倉の住まいの更新が迫っていたこともあり、もう一度一人で島根を訪れ、ゆっくりとまちの雰囲気を感じ取り、Iターンを決断した。

仕事も一から探そうと考える中、何気なくやった占いで「続けてきたことで花が咲く」と背中を押され、ベーグル店の開業を決めたという。

「引き寄せられるようにここまできました。お店もこんなに喜んでいただけると思わなかったのでありがたい限りです」

明るく真っすぐなキャラクターが光る店主が届けるベーグルは、毎日でも食べたくなり、心と体の元気の源になること間違いなし！