グルメ
【松江市】<cafe Brownie(カフェ ブラウニー)>ジビエ100%ハンバーグの繊細さに驚く
栄養士の知識を活かしながら独学で製菓・飲食業に従事してきた店主が9席のカフェで腕をふるう。国産小麦や有機砂糖など良質な食材を使用し、カラダに優しい味わいで人気。
パリッと焼き上げた自家製バンズで提供するハンバーガー5種のうち、イノシシ肉100%のハンバーグを挟んだワイルドバーガーはイチ押し。
ワイルドバーガー/935円(ドリンクとセットで100円引き)、国産レモンのクラフトコーラ/495円。
思いのほかクセがなく繊細な肉にハーブが香るハンバーグはボリューム満点。
トマトの酸味を活かしたサルサソースと、ニンジン・タマネギのラぺ、食べ応えを加えるモッツァレラチーズがうまみを引き立てあう。
具だくさんのスープや自家製ソーダと合わせれば、ランチにぴったりだ。
「パンは強力粉だけだと引きが強いので、軽い食べ心地になるよう薄力粉をブレンドして、表面も香ばしさが出るよう焼き上げています。
アクセントには、ピクルスより食べやすいラぺを挟みました」
店主・石倉暁子さんが考え抜いた、組み立ての妙に脱帽。
そもそもなぜジビエのハンバーガーが生まれたのか…誕生のいきさつも聞いた。
「主に害獣として処分されることの多い夏場のイノシシですが、その食肉としてのおいしさを伝えたいと活動する八雲猪肉生産組合さんと意気投合。
自分ならどんな料理を提供できるだろうかと考えたとき、ハンバーガーにしてみようと思いつきました」
夏のイノシシは脂が控え目で肉質はあっさりしているため、そのうまみを生かすべく “エルブドプロバンス”と呼ばれるミックスハーブを使用し、セージのさわやかな香りをプラス。
肉もあえて粗挽きにはせず、きめ細かく均一に挽いて食べたときの心地よさを追求した。
こだわりが詰まったバーガーをぜひご賞味あれ。
このほか、ベーシックな特製ハンバーガー(880円)やWチーズバーガー(990円)、5人分もある超特大バーガー(5,940円、3日前までに要予約)なども。
「あなたの笑顔がみたいから」を理念に、小ぢんまりとしたアットホームな雰囲気が◎。
イートインできる季節のスイーツのほか、持ち帰りできる焼き菓子や店主がセレクトしたドリンク類は手土産にも。
cafe Brownie(カフェ ブラウニー)
住所:松江市上乃木4-8-22 【MAP】
電話:0852-61-0669
営業:11:00~18:00
休み:第1・3・5日曜日、月曜日
駐車場:あり(5台)
Instagram:こちらから
(2024年4月1日現在)