2024年1月、安来市伯太町の自然豊かな場所でオープンした古民家カフェ。

代々大切に受け継がれた建物を活用して、娘と母、祖母の３世代で営むアットホームな雰囲気があふれ出る。

靴を脱いで上がると開放的な和の空間。奥の掃き出し窓からは田園風景が広がり、四季の移ろいが感じられる。

時間帯によって、モーニングとランチ、カフェメニューを楽しめる。

人気のランチは、

プレートランチ（スープ、ライスor手作りパン付き1,300円～）

パスタランチ（サラダ、スープ付き1,200円）　の２種類から選ぶ。

内容はその時の旬の食材によって週替わりで、

取材日に選んだパスタランチは、「イカとブラックオリーブの春菊ジェノベーゼ」が主役だった。

▽プレートランチの一例▽

彩りが意識された丁寧な盛り付けに、食べる前から自然と笑顔になれる。

ランチを頼むとドリンクが100円引きになるうれしいサービスも。

火、木、日曜日限定で営業するモーニングも注目を集めている。

メニューは２種類！

トーストや大山ハムのあらびきソーセージ、サラダなどがワンプレートに盛り付けられた「モーニングプレート」、おにぎりやみそ汁、漬物などの「おにぎりモーニングセット」、どちらも満足なボリュームで800円という魅力的な価格だ。

いつもよりちょっと早起きして、朝の澄んだ空気の中で料理を味わったり、家族や友人と会話を楽しんだり、この時間、この場所だから感じるお得感がある。

カフェメニューは、11:00～17:00まで楽しめる。

プリンやブリュレ、ケーキなどその日のスイーツメニューから一つと、ドリンク２杯を楽しめるセットメニュー（1,300円）がオススメ！

店内には座敷テーブル席のほか、カウンター席やソファ席があり、ゆったりくつろげる。

一角では手芸品や古着、植物などを販売するコーナーもあるので、待ち時間や帰り際にのぞいてみては。

オーナーは、主に調理を担う娘の清水萌々さん。

幼稚園に通っていた時、先生と作ったケーキを喜んでくれた友だちの笑顔を見て、料理の道に進む夢を抱いたそう。

母、祖母と一緒に夢をかなえた今も、「料理を運んだときのお客さんの喜ぶ声や笑顔を想像してメニューを考えています。実際にそんな反応が見られると、心の中でガッツポーズをしています」と、同じ思いを共有する家族が顔を見合わせる姿が印象的だった。

一歩お店に入ると感じる心地の良い温かさの理由は、この笑顔に詰まっていそうだ。

店舗の外にある入店待ち用のイスは昔懐かしい掘りごたつのやぐらを活用していたり、庭には「３世代」のカバの置き物があったり、発見にも心が躍ること間違いなし♪