グルメ
【安来市】<マンマキッチン curryとcafe>丁寧に仕込んだ親しみやすい本格カレー
2024年4月末に開店したモーニングとランチが中心のカフェ。
「毎日でも来てもらえたら」と、モーニングではドリンク料金に+200円でトーストや煮卵、サラダなどのプレートが付く手ごろ感。
スイーツメニューの自家製シフォンケーキもドリンク料金+200円で、売り切れ必至。
お昼は10食限定の週替わり定食と、4種のカレーで迎える。
一番人気は、3時間かける炒めタマネギで甘みを出し、店主がイチから勉強しなおしてブレンドした10種のスパイスが香るマンマカレー(680円)のトンカツのせ(+300円)。
煮卵をのせたキーマカレー、日本人に食べやすくアレンジしたグリーンカレーなどもぜひ。
取材時の5食限定のスープカレー(1650円、写真)では、地産野菜でコクを増したスープ、火入れに技が光る骨付きチキンの美味にうなった。
粒が立った比田の米をスプーンに乗せ、そっとスープに浸していただけば、相性は最高!
お肉はスプーン1本でするっと骨から外れ、立ち上る香りに食欲もクライマックス。
なんでも「肉汁が出てスカスカになったり、固くなったらおいしくないから」と、タンドリーチキンと同じように仕込んだ鶏肉を低温でじっくり焼き上げて、スープと煮込むのはわずか10分ほどだそう。
キャベツやトマト、玉ねぎのうま味が溶けだし、サラッと軽いのに味わい深いカレースープにも注目。
ごろっと大きなニンジン・ジャガイモは一度蒸してから崩れないように煮込み、カボチャやナスは素揚げでコクをプラスして添える。丁寧さゆえの限定数に納得!
週替わりのマンマ定食は、入口すぐの黒板で主菜をチェック。
野菜や米は地元産を使って、鮮度と価格維持にこだわる。
カウンターとテーブル席それぞれで雰囲気が異なり、窓際のトルコランプがぬくもりを添える。
女性店主とその実母・義母の3人で営む優しい雰囲気も魅力。
国道沿いの明るい店内は気軽に立ち寄れ、女性客一人での来店も多いそう。