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【隠岐の島町】<100TARO COFFEE>ない物だらけの島でも本格的な珈琲を

1968年創業の東京の名店・「カフェ・バッハ」の田口氏に師事し、2018年12月にオープンした「100TARO COFFEE」。

日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定するコーヒーマイスター資格の上位資格であるアドバンスド・コーヒーマイスターを持つ店主が自家焙煎するコーヒーの豊かな香りが隠岐の島町の住宅地にある店内に漂う。

店主の駒月理恵さんは、もともとコーヒーが飲めなかったそうだ。

島の喫茶店がだんだん減っていく中で、「やってみようかな」と思い立った。コーヒーメーカーが開催する講座などに通う中で、全国各地で生徒が店を開いている「カフェ・バッハ」の存在を知った。狭き門をくぐり抜け、練習生として2年間、毎月1週間ずつ東京に通った後、店を開いた。

「コーヒーを飲めないのではなく、おいしくないコーヒーが飲めなかったのだと気づいた」と駒月さん。

「カフェ・バッハ」から豆を仕入れ自家焙煎する「100TAROブレンド」(680円)が店の看板。常時16~18種のコーヒー豆をそろえ、中には世界一高価なコーヒー豆といわれる「パナマ・ドンパチ・ゲイシャ」(1,400円)や、6月に仕入れたペルーの天空都市・マチュピチュがある秘境・インカウアシで収穫される「ペルー・テンクー・マチュピチュG1」(700円、数量限定)などコーヒー好きが心誘われる一品も。

「アイスコーヒーブレンド」(900円)もさわやかに暑気を払う。

コーヒーに合うスイーツも手作り。濃厚チーズケーキや、しっとりとした食感でリッチな味わいのガトーショコラ(いずれも700円)は数量限定。

チーズケーキにはコーヒーの粉と塩コショウとフルーツソース、ガトーショコラには生クリームのほかカカオ塩など、店主のコーヒー愛と遊び心をトッピング。

フルーツガーデンティー(750円)も提供している。フルーツ感あふれるフレーバーは心を落ち着かせるだけでなく、濃厚スイーツとの相性も抜群。

 

ワンドリンク制で、必ずドリンクの注文を。

駒月さんは「自分に合うコーヒーとスイーツの組み合わせを探してみてほしい」と話している。

100TARO COFFEE

住所:島根県隠岐の島町城北町117 【MAP】

電話:08512-2-0239

営業:平 日10:00-16:00

   日曜日10:00-11:00(珈琲豆販売、テイクアウトのみ)

休み:不定休(月に5日〜6日ほど)

駐車場:あり

Facebook:こちらから

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