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【島根県西ノ島町】<あそびとくらしの店 海月堂>集い、語らい、発信する喫茶&雑貨店
別府港から徒歩3分。廃校となった小学校の一角を利用し、2023年3月にオープンした。
人気の手作りチーズケーキ(550円、写真は紅茶とのセット950円)やサクサクのワッフル(シングル400円、アイスクリームのせは+150円)、クリームソーダ(650円)といった喫茶メニューのほか、隠岐の島町の「放牧牛のカレー」(1,000円)、知夫里島の「鰤(ぶり)カレー」(950円)を提供する。
店主の小山亜理沙さんは千葉県の出身の教員だった。10年前に隠岐島前高校が実施していた島留学など先進的な取り組みに惹(ひ)かれ、隠岐に移住。理科の教員、教育コーディネーターなどを務めた後、「イベントなどいろいろなかたちで情報発信をしたり、ものづくりをしていきたい」と自分の店を持つことに決めた。
物件を探す中で、2010年に学校統廃合のために閉校となり、町が管理していた旧黒木小学校の校舎に出店することになった。
学校の雰囲気をそのまま残す店内は「くらしの部屋」と「あそびの部屋」に分かれ、喫茶店利用者向けのキッズスペースも備える。
雑貨スペースには、店内でもコーヒーなどを提供する地元の焼火(たくひ)窯の作品や、夫が制作する3Dプリンターフィギュア、知育グッズ、特産品などを展示・販売。イベントとしてカクテルバーやライブも開く。
小山さんが「島にないミュージアムショップのような店にしたかった」と話す店内は、学校の理科室を思い出させる。町民の思い出の場所が、再び集い、語らい、観光客とも交流する場になっている。
あそびとくらしの店 海月(くらげ)堂
住所:島根県西ノ島町美田2162
営業:土曜日~水曜日、祝日10:00~16:00
休み:木・金曜日
駐車場:あり(旧校庭)
HP:こちらから
(記事は2024年8月19日現在)
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