体を作る“食”の大切さを伝えようと、イベント出店でも人気を博すスパイスカレー店。

カラフルな副菜に彩られた雑穀米に添えられるカレーは、油を極力使わず、こだわりの天日塩で口当たりが優しい。

ホットチリ抜きなので子どもも食べられ、辛さは卓上のスパイスで好みの加減に調整するスタイル。

定番メニューのスパイスチキンカレー（900円）では、じっくり炒めたタマネギの深いうまみ、チキンの肉感を堪能できる。

このほかバターチキンカレーや、旬の食材で作る限定メニューも。

写真は限定の梅のキーマカレー、カシューナッツときのこのスパイスカレーとのあいがけ（1,400円、各単品1,000円）。

こちらはスパイスチキンカレーとカシューナッツときのこのスパイスカレーのあいがけ。

炒めタマネギなどに代表されるカレーの味わいの決め手・グレービーは、それぞれに合わせたものを使っているそうなので、味比べは必須！

30年前はジーンズショップだったという空き店舗を、当時の雰囲気を残して改装。

工業用ミシンなどがそのまま残された店内には、カウンターとテーブル席が用意されている。

実店舗を構えるならこの場所がいい…と夢見ていた空き店舗は、使えることが決まって内装工事に入ってみたら理想的な場所にキッチンが設置されていたりと、運命を感じさせるエピソードも。

店主夫婦共通の好みという、昭和の家電やレトロな雑貨が飾られた店内にも注目！

二人は、それぞれ全くの異業種からスパイスの“探検隊”に転じた。

疲労からメンタル不調に陥ってしまった妻に、あるとき夫が作ってくれたのがスパイスカレーだったそう。

「体調をくずし、自宅で草花に触れたり、アロマや漢方について知識を深めながらメンタルの回復をはかっていたころでした。
食べたら衝撃的においしくて、気持ちが上向くのを感じ、『スパイスについてもっと学びたい！』と思ったんです」

「食べた後に胃もたれしないのが目標」といい、本格スパイスを使いながら誰にでも食べやすいのが特長。

使用しているスパイスや塩は購入も可能なので、あなたも“探検隊”の一員に加わってみては♪