グルメ
【鳥取県大山町】<おむすび屋ひとむすび>人と人とのつながりを結び元気を生む一皿
おむすびを介して人との結びつきが生まれ、丁寧な食で元気になる…感銘を受けた書籍に励まされ、学生時代からおむすびでイベント出店。
大山の標高300m地点に位置する高地・鈑戸で育つコシヒカリ、高知の氣愛(きあい)の塩や沖縄のシママース、佐賀の有明のりなどで、思いをこめて握るおむすびが心を温める。
おむすび200円~。写真は焼きサバ(250円)、大山わかめ(350円)。
サバのほぐし身にゴマや大葉を混ぜた焼きサバ、梅入り塩むすびに大山ふもとの漁港で作られた板ワカメをまぶした大山わかめなど、店主が旅先で出会った美味も取り入れた14種の品書き。
海水を山に運んで山中で製塩する高知県四万十町「山塩小僧」の氣愛(きあい)の塩で作る塩おむすび(500円)など、ユニークなものぜひ試してみたい。
学生のころ、佐藤初女さんのエッセイ「おむすびの祈り」に感銘を受けて以来、この道に向き合い続ける店主。
「おむすびを食べて救われる人、元気になる人がいる。そこに込められた思いや、食に対する丁寧な姿勢が食べる人に伝わるんだと知り、自分も人と人がつながり、出会いを大切にしたいと思い、“おむすび”を始めました」
店舗を構えた今も、新たな出会いや再会を楽しみに各地のイベントに出向く。
おすすめ記事
CopyRight(C) The San-in Chuo Shimpo All Rights Reserved.