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【鳥取県南部町】<法勝寺温泉 やぶ勝>コシが魅力の蕎麦をまろやかな“かえし”で

ヒマラヤのふもと・ブータン産のソバの実を毎朝製粉して打つ蕎麦は、蕎麦粉とつなぎが10対1の割合の「外一(そといち)」で、コシの強さが別格。

噛み応えを楽しむ太麺とのど越しに優れる細麺を好みで選べる。

 

蕎麦つゆの“かえし”は秘伝の調味料で仕込み熟成させるこだわりぶり。

一番人気のミニ黒天丼せいろセット(1,400円、写真)で、香り豊かな蕎麦と、まろやかなかえしのきいた天丼を満喫して。

 

写真は細麺で、角が立っており口当たりが心地いい。

9割の蕎麦となると切れてしまいそうだが、水の配合と打ち方の工夫で長さを保てるのだそう。

 

蕎麦はせいろのほか、辛み大根をたっぷりかけたおろしそば(太麺のみ)、丸い揚げが特徴的なきつねそばなど冷温どちらもそろう。

自慢のかえしをベースにしたつゆは味わいに奥行きがあり、うまみが強いのに舌にやわらかい。

「かけそば系はおつゆを飲み干す人も多いです」というスタッフの話にもうなづける。

天丼の天ぷらは、このかえしをさっとくぐらせており、油の香ばしさと甘辛さが絶品。

がっつり食べたい人のためにフルサイズの単品もあるのでぜひ。

 

 

煮汁をたっぷり含んだ揚げで包んだ黒いなり(1個120円)はサイドにおすすめ。

ちなみにお米は南部町産で、ご飯ものがとにかくうまい。

 

温泉施設内の食事処として、一品ものやクラフトビールもあり昼飲みにも最適。

駄菓子の販売やマンガの蔵書もあり、退屈しない。

 

温泉は2つのしつらえそれぞれに内風呂と露天があり、異なる雰囲気を楽しめるよう男湯・女湯が日によって入れ替わる。

 

青年海外協力協会の運営で、途上国支援や社会福祉などもキーワードとなる同所。

遠くブータンの地からやってきた蕎麦を味わいながら、疲れを癒やしてみては。

 

法勝寺温泉 やぶ勝
住所:西伯郡南部町法勝寺516 【MAP】
電話:0859-21-0772
営業:11:00~21:00(L.O.20:30)
休み:第2・4水曜日
駐車場:あり
法勝寺温泉Instagram こちらから

(記事は2024年11月22日現在)

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