築160年の古民家をリノベーションしたカフェレストラン。

子連れで過ごせるカフェの草分け的存在として、ベビーもＯＫの広い畳座敷席に加え、このほどテーブルのスペースを増築、さまざまな来店ニーズに応える。

お昼の人気は２種類から選べる主菜にサラダ、小鉢のワンプレートとご飯、みそ汁の組み合わせで栄養バランスもバッチリのななほしランチ（1,350円）。

写真はきのこのデミグラス豆腐ハンバーグで、あっさりと家庭的な味付けが◎。

付け合わせのサラダがべろりと食べられると、自家製ドレッシングも評判だそう。

メニューは丼やパスタの単品もあり、キッズメニューも充実している。

手づくりのデザートも見逃せない！

赤ちゃんを安心して寝かせられる畳の部屋は広々しており、動きたい盛りの子どもたちが絵本やおもちゃを少々広げても平気。

昔懐かしい空間に、冬場はこたつも登場するそう。

一方、サクラの木が植えられた中庭に面した増築スペースはペンダントライトもオシャレで、大人同士のランチやカフェ利用にも最適だ。

写真左手には蔵を改築した席もあり、場所ごとに変わる雰囲気はさまざまなシーンで利用できそう。

親子でのびのびできる居場所を作ろうと、ＮＰＯ法人プレーパークてんとうむしが同所をスタートさせたのは12年前。

地元の食材を使った安心できる食事も人気となり、“ママたちの聖地”として広く認知されてきた。

湯の川温泉という観光地でもあり、高速道路と出雲空港を結ぶルートにも近いことから、古民家をリノベーションした建物自体も注目され、昨今は旅行客らも立ち寄るスポットに。

「観光客と地元客が触れ合う姿も見られるようになりました」と店長。

子ども連れでも、大人の空間としてもこれまで以上に楽しめそうだ。