米子で15年愛されるラーメン店が2024年５月に改装した複合施設内に移転。

うまみの強さとキレの良さを両立する牛骨ダシは健在、安定人気の醤油（しょうゆ）・塩系、ストレート麺を合わせる魚介系などに、古くからのなじみ客も足しげく通う。

注目はシャキシャキ野菜をたっぷり載せ、軽くコチュジャンを効かせてピリ辛に仕立てた野人ラーメン（980円、写真）で、トッピングのかつお節にうまみもマシマシ。

味はこってり系醤油か味噌（みそ）を選べ、写真の味噌は３種類のみそを合わせたマイルドなスープに魅了される！

また、手間暇かけて店内で仕込む、昔ながらのチャーシューがしみじみうまい。

ほろほろに煮込まれたお肉と、口中でとろける脂の甘みはチャーシュー丼でも堪能できる。

サイドメニューでは手作りの餃子（６個400円）がおすすめで、他であまり見かけない梅しそ餃子（同460円）はぜひ。

洋食中心のレストラン「Starry」と店舗スペースを同じくし、パスタやハンバーグといったメニューもオーダー可。

店主はもともと洋食の出身で、うまいラーメンを作ってみたいとこの道に入ったそう。

「提供するときに味が完成している洋食と違い、ラーメンはスープ、麺、具が最後に一緒になるので、食べるときに味わいが出来上がる。シンプルだから難しく、奥が深い」

醤油系ラーメンには昔ながらの醸造法で仕込まれる醤油を使って牛すじやホタテを添え、ミニ焼肉丼にはワインの隠し味を効かせる…味の組み立てに長年の経験が光る。

店は階段を上がった建物2階に位置し、解放感ある明るい空間でのびのびできる。

同じ建物内には推し活ができるコンセプトカフェ「nino」やキッズスペースなども。

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利用期限：2025年2月28日まで