

グルメ
【島根県津和野町】<和菓子処 三松堂本店>職人が丹念に作り続ける 伝統の味

創業1951(昭和26)年の、あんこを中心とした和菓子などがそろう店。
余計なものを加えずに、職人が一つずつ丁寧に作るお菓子は、地元の方はもちろん、県外からのファンも多い。
たくさんの和菓子の中でも、商品によってあんこの仕上げ方などを変えているこだわりが、人気の理由かもしれない。外はサクッ、中のあんこはとろけるような不思議な食感のようかん「こいの里」。
代々、口伝で受け継がれる製法は、職人の感とコツが重要。
完成まで4日かかるこだわりのようかんに魅了されるファンが多い、三松堂の看板商品。
北海道産の小豆で作るこしあんを、薄いカステラ生地で巻いた伝統的なお菓子「源氏巻」。
やさしい甘さなので、次々手が伸びてしまう。
「むしどら」は、せいろで蒸したしっとりふわっとした生地に、黒糖に近い風味の白下糖を使用し、上品な味わいに。
粒あんとの相性をぜひ楽しんでみては。
毎週日曜日に開催している、同店自慢のあんこが楽しめる「あんの日」には、粒あんのシュークリームや、どら焼きなどが週替わりで提供される。
中でも、小豆の粒感をしっかり感じられる「おはぎ」がおすすめ。
店内には、飲食ができるスペースもある。
津和野の風景を楽しみながら散策し、ちょっと休憩に♪
自分へのご褒美や、手土産などにいかが。
三松堂本店の店長が、新しい試みとして「出張!源氏巻手焼き体験」を行っている。
源氏巻の作成に必要な、調理器具や材料を持参し、保育園や福祉施設などで手焼き体験を実施していている。
作成した源氏巻きに、津和野の記念になるように蒸気機関車の焼き印が押せる、子どもも喜ぶ体験もある。
今後は町民や観光客の方など、体験の提供範囲を拡大していく予定。
「伝統と味を未来に繋いでいきたい」と笑顔で語っていた。
和菓子処 三松堂 本店
住所:島根県津和野町森村ハ19-5
電話:0856ー72ー0174
営業:9:00~18:00
休み:なし
駐車場:あり
Instagram:こちら
(記事は2024年12月13日現在)

おすすめ記事
