おでかけ・イベント
やってみたいけん!<自由自在に路線バスの旅♪松江を着物で楽しむ>
松江の魅力を広く知ってもらおうと、松江市交通局が日帰り路線バスパック3種類を販売している。
愛媛から嫁いできた「津」が松江の魅力をさらに知るべく、「松江着物語」のパックで、編集室の「河」さんと市内を巡った。
○松江着物語とは?
市営バス全線・レイクラインが2日間乗り放題、着物レンタルが付くプラン。今回は着物のレンタル後、市内を散策することにした。
○小物も一式! 気軽に楽しめる着物
着付けは2店舗から選べる。今回は、明治19年創業の呉服専門店「かげやま呉服 松江店」を訪ねた。古典やモダンな柄などさまざまな単衣(ひとえ)が並ぶ。
その中から、黒字にバラが入ったモダンな柄を選んだ。街歩き用に華やかな花柄に気分も上がる。
プロが着付けてくれ、小物も全てレンタルできるため、気軽に着物を着ることができうれしい。
○八重垣神社へ
早速バスに乗り、八重垣神社へ。お参りをした後、鏡池の縁占いへ足を運んだ。縁占いは、湖面に半紙をそっと広げ、10円玉(または100円玉)を乗せる。15分以内に沈めば縁が早く身近な人と、30分以上かかれば縁が遅く遠方の人とご縁があると伝えられている。
浮かべた半紙は「こんなに移動するのは見たことがない!」と同僚たちに言われるくらい気ままに手前や奥に進み続け、約10分。結局奥で落ち着いて沈んだ。浮かび上がった文字は、「親の恩に感謝せよ 運開く 東と南吉」。故郷の父母が頭に浮かんだ。心に刻みます。
▶八重垣神社の詳細はこちらから
○松江歴史館・喫茶きはるへ
○レイクラインで移動
最後にレイクラインに初めて乗車。レトロでかわいい車体が着物にマッチ!と自画自賛したくなる。社内では、通り過ぎる塩見縄手などの観光地の紹介や、出雲弁講座のアナウンスが流れ、見どころがたくさん!
今回は着替えに戻るため、カラコロ工房前で降車したが、夕方になると夕日鑑賞コースにルートが変わるそう。夕日を見に行くのも◎。
〇自分の好きなプランで行動できる!
自分の好きなプランで自由自在に動ける同バスパック。バスのため着物でも移動が楽だった。事前にチケットを購入しておけば、松江市内の近くのバス停から出発できるので楽々! 松江駅から乗車される観光の方は、駅構内のおみやげ楽市や松江駅横の松江テルサ2階にある事務所で購入可能。
途中でお酒を飲むなんてことができるのも醍醐味(だいごみ)だ♪
1日目は着物を着て散策、2日目は私服で日帰り温泉などを回るのもおすすめだ。
バスパックはほかにも、入園券が付いた「由志園日帰り路線バスパック」と、抹茶と和菓子の食べ比べができる「松江の抹茶セット」がある。
おしゃれな着物を着て、松江の魅力を再発見する小旅行へ出かけてみては。
◎日帰り路線バスパック「松江着物語」
・内容:共通2日乗車券(市営バス全線・レイクラインが連続した2日間乗り放題)、着物レンタル(かげやま呉服 松江店・堀川小町のいずれか。両店とも前日17:00までに要予約)
・料金:3,500円
・購入場所:おみやげ楽市(松江駅構内)または松江テルサ2階事務所(いずれも事前購入可能)
・お問い合わせ:電話0852-60-1111(松江市交通局)
・HP:こちらから
▶かげやま呉服 松江店のHP:こちらから
▶堀川小町のHP:こちらから