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コラム◆◇◆エキゾチック・トルコ VOL.2
異国の町を歩いてみたら・・・
~トルコ共和国建国記念レセプション~
メルハバ(こんにちは)。前回の最後に、「次は絨毯と絨毯織りのお話をします」と書きましたが、予定を変更して、10月の終わりにあったトルコ共和国建国101周年のレセプションが、とてもトルコらしい雰囲気でしたので、その様子をレポートしようと思います。
そもそものきっかけは、2023年2月のトルコ南東部での大地震。「わたしたちにできることを何かしたい」と、所属している音楽ユニット『Dakemi3』のメンバーと一緒に、市内5所でチャリティーコンサートを行いました。多くの方に賛同いただき、託された義援金を、在名古屋トルコ総領事館へ届けたのが、去年の10月。そこから、総領事館との縁ができ、今回のレセプションにも招待していただきました。
会場は名古屋市内にある高級ホテルで、250人近くが招待されていました。トルコ人招待客も多く、周りからトルコ語での話し声が聞こえてくるので、なんとなく現地にいるような気分になりました。
在名古屋トルコ共和国ダムラ・ギュミュシュカヤ総領事と『Dakemi3』
日本とトルコ両国の国歌斉唱、主賓や主催者のスピーチなどに続き、ピアノのリサイタル、アンカラから来日したトルコ音楽合奏団の演奏と、盛りだくさんなステージ。さらには、合奏団とともにトルコから来た男女のダンサーが、エーゲ地方や黒海地方のダンスを披露していました。日本では、トルコのダンスといえば、ベリーダンスをイメージなさる方も多い気がしますが、それよりもハルクオユン(民族舞踏)といわれるフォークダンスの方が一般的です。
会場の両サイドには領事館のシェフが監修したトルコ料理やトルコ産のワインやジュースが並んでいました。メゼというトルコ風の前菜の数々に、トルコ風ミニピザなどの粉もの、メインの肉料理、さらに甘いデザート3種類。トルコでは魚よりも肉をよく食べるので、魚介類はありませんでした。それでも、「トルコ料理を食べるならこれ!」というものが多く、どれもおいしかったです。
レセプション会場。10月29日がトルコ共和国の建国記念日
初めて参加したレセプションでは、たくさんの方と知り合えて、トルコらしい雰囲気も味わうことができました。