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はだえーる:美肌塾「教えて!美肌ソムリエpart1『お肌の素朴な疑問に、美肌ソムリエがお答えします!』」
教えて!美肌ソムリエ!PART1 お肌の素朴な疑問に、美肌ソムリエがお答えします!
毎日なんとなく自己流でやっているスキンケアやメークといった、お肌のあれこれ。 「前から気になっていたんだけれど、これでいいのかしら?」 と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか? 今回はサロンにいらっしゃるお客さまからのよくある質問や、はだえ~る美肌塾に寄せられた読者の皆さまからの質問にお答えします。
Q1、「今日は1日おうちの中で過ごす(外出しない)」というときは、すっぴんでも大丈夫?
A1、 昼間は明かりをつけなくても部屋の中は明るいですよね。 これはお部屋の中にいても、紫外線は入り込んでいるという証拠です。たとえ外出しなくても、朝は洗顔料でお顔を洗ったら化粧水や美容液、乳液と一通りスキンケアをし、UVカット効果のある化粧下地や日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。 ポイントメークをしていなくても、夜はきちんとクレンジングをして日焼け止めなどの成分を落とすことを忘れずに。
特にシワやたるみの原因となる紫外線UVAについては、晴れの日の屋外を100%とすると、晴れの日の室内で80%もの量が入り込んでいます。ちなみに、くもりの日で60~80%、 雨の日でも30%の紫外線量があります。
Q2、メークを落とすタイミングは?
A2、皮脂やメーク料などの油性の汚れは、約6~7時間で酸化すると言われています。帰宅後はなるべく早めにメークを落とすのがおすすめです。私は感染症予防もかねて、帰宅したらまずお風呂に入るようにしています。
そこでメークも一緒に落とすのですが、お風呂で落とす場合も、洗面所で落とす場合も共通しているのは、クレンジングは乾いた手、乾いた肌にのせるということ。クレンジングは油性の汚れを落とすものなので、水分が間にはいってしまうと洗浄力が弱くなってしまうので気を付けて。
Q3、クレンジング、結局どのタイプが一番いいの?
A3、クレンジング料は、オイル、ジェル、バーム(クレイ)、クリーム、ミルク、リキッド、シートタイプなど、多種多様です。
今回はその中でもオイル、ジェル、バーム(クレイ)の3つのタイプについて、それぞれの特徴や使い方、選び方についてお伝えします。
【オイルタイプのクレンジング】
皮脂やメーク料といった油性の汚れとなじみやすく、お肌を余分な力でこすり過ぎることがないのでおすすめです。乾燥を促してしまう石油系乳化剤を使っていないものを選びましょう。また、洗い流す前には少しずつぬるま湯を足して、完全に乳化をさせることがポイントです。乳化が不十分だとお肌にぬるつきが残ってしまい、お肌トラブルにつながります。
脂性肌の方や、しっかりメークをする方におすすめです。
【ジェルタイプのクレンジング】
水性のジェルクレンジングはジェルに汚れを吸着させることで汚れを落とします。量は多めに、手のひらで温めてから軽いタッチでメーク料となじませます。その後はすぐに流さず、1分ほどおいてジェルにしっかり汚れを吸着させたあとに洗い流します。お肌が敏感な方、べたつきと乾燥が混在するお肌や、普段から軽いメークをする方におすすめです。
【バーム(クレイ)タイプのクレンジング】
こちらも強い吸着力で汚れを落とします。高い吸着力があるがゆえにジェルに比べて肌への刺激となる場合もあります。また、バーム(クレイ)の特性上、硬めのテクスチャーのものが多いので、なじませるときに強くこすり過ぎないように注意しましょう。ハードなメークをする方におすすめです。
どれにも共通すること
- 洗い流すときのお湯の温度は32℃
- 優しくなじませ、肌をこすらない
この2点に気を付けましょう。
<最後に>
「教えて!美肌ソムリエ!」に質問をされたい方は、りびえ~る出雲版10月9日号23面のプレゼント応募時の感想部分に質問内容をご記入ください。はがき・応募フォームどちらでも受け付けます。美肌ソムリエがあなたの悩みに回答してくれるかも!
教えていただいたのは…
エステサロン PURLY 原久子さん
美肌へと導くコンシェルジュ・美肌ソムリエⓇとして美容法や化粧品の正しい使い方をレクチャーするほか、美齢学指導員(過程修了)として、いつまでも美しく幸せに生きる方法を提案する。