読みもの
【WEB限定連載】ゆうこさん、私オシャレになれますか? vol.9-2023.8<大人がシャレるTシャツ講座 編>
「服はたくさんあるのに“着るもの”がない」「私この色や形しか似合わないし、センスもない」「オシャレしても見せる場も人もない」…オシャレ難民な私たちの服選び・着こなしにときめくためのヒントをくれるファッション企画。
Who is ゆうこさん??
教えてくれるのは、松江市在住のファッションコーディネーター・ゆうこさん(44)。
通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、リアルに使える“シャレるためのヒント”を届けます。
『あの人いつもオシャレね』と感じる人は、その服を着こなして『自分のもの』にしています。服の量やブランド、値段はもちろん、年齢も関係ありません。そのときの自分に合うものを上手に選び、着こなしの簡単なテクニックをプラスしたら、誰もがオシャレになれます」
センスアップは一日にしてならず!
今回は楽ちんアイテムの代表格・Tシャツでシャレるためのテクニックについて学びます。
「ゆうこさん、私もTシャツ上手になれますか?」
もちろんです!!!!
「Tシャツでシャレる」って難しい?
楽で過ごしやすいTシャツは真夏の味方。
とはいえ、当たり前のアイテム過ぎて、シャレる気持ちを忘れていませんか?
大人世代の私たちは、普段着の延長線=だらしないTシャツスタイルからは今年こそ卒業しましょう!
失敗から学ぶ…やりがち!オダサなTシャツスタイル
ダボTシャツ×ワイドパンツ
涼しい組み合わせで、部屋着としては楽ですが、どちらもオーバーサイズだと寸胴に見えてしまいます。
チュニック丈Tシャツ×レギンスorスキニーパンツ
ド定番な組み合わせで、体形を隠しつつシルエットにもメリハリがつくため「これならシャレてるでしょ」と思いがちですが…残念! ひと昔前のスタイルになっています。
無地Tシャツ×デニム
これも組み合わせがちですが、どうしても子どもっぽくなり、大人世代にはおすすめできません。
また、シンプル過ぎて体形が目立つことも。
SENSE UP! 大人の魅力を引き出すTシャツの選び方
★大人にオススメのTシャツの素材感
通気性・吸水性も優れているコットンは基本アイテムとしておすすめ。
光沢感のある素材だと、ボトムがシンプルでも垢(あか)抜けます。
また、メッシュやシアーといった透け感のあるTシャツならさらに大人っぽく。
★大人がシャレられるサイズ感
ジャストサイズよりも、少し大きめを選ぶとベスト!
ジャストサイズをチョイスするのなら、ボトムがワイドならバランスが取りやすくて◎。
★大人が最低限持っていたいおススメTシャツ
◎無地なら「白・黒・チャコールグレー」は着回しもきくので、それぞれ1枚ずつは持っていると使えます。
◎ロゴTならば、細い字だったり面積が控え目など「さりげなく書いてあるもの」から始めるのがオススメ。
インパクトのあるロゴは服を選ぶことがあり、手に余る可能性も。
◎プリント系ならは、古着っぽいプリントTやフォトTは、あると1枚で決まる!
ただ、似合う似合わないがはっきりするので、慣れないうちは少し難しいかもしれません。
ショップでスタッフの意見を参考にしながら選ぶのも参考になりますよ。
STEP UP! Tシャツのシンプルコーデでシャレるには
シンプルなコーディネートなだけに、サイズ感やバランス、アクセサリーや小物合わせなどで変化をつけるのがキモ。
ボトムINする(前だけでも◎)、袖を折り上げる、ジレやベスト、シャツなどをもう一枚重ねるなどでうまく着こなして、スタイルアップを狙いましょう!
ダボT
前だけボトムにINして、袖を軽くまくる。
足元は軽さを出すためにサンダルで!
チュニック丈
あえてのワイドパンツを合わせることで、大人感・リラックス感が演出できます。
足元はビーサンや今季豊富なトングサンダル、コンバースなどのシンプル系スニーカーでも。
無地T
それだけだとシンプル過ぎるので、長めのネックレスを重ね付けする、アクセントになるバッグを持つ…などでポイントを作る。
vol.7-2023.6<アクセサリーを味方に! 編>も参考にしてくださいね!
今回のまとめ
★定番アイテムなだけに思い込みをアップデートして脱マンネリ!
★色やプリント、サイズ感を吟味すればTシャツでもシャレられる!
★コーディネート×着こなしで大人スタイルをめざそう♪
ファッションコーディネーター:ゆうこさん(松江市)
1978年生まれ。通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、クローゼット診断やファッション相談を行うコーディネーターとして活動中。
「自分にワクワクしよう」…今あるものを生かすことを軸に、着ることを楽しみながらその人らしさを“もう一歩”引き出すコーディネートを提案し続ける。
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