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週末2時間だけの昭和レトロ喫茶<純喫茶kaka>出雲

曜日・時間限定で人気カフェバー内に間借りオープンする喫茶店。

平成生まれ・昭和レトロ好きの店主は、旅先などで名店を巡り懐かしさのある味付けを研究。

しっかりソースが絡んだナポリタンにハンバーグ、固め食感にこだわった手作りプリン(写真右、450円)や青いクリームソーダ(同左、480円)など、古き良き王道メニューを楽しんで。

値段も「当時」感にこだわった控えめ設定。いくつか頼んでタイムトリップ気分を味わおう。

 

スプーンを入れると手ごたえを感じる固めのプリンや、バニラアイスを浮かべたグリーンやブルーのソーダ。

上には真っ赤なチェリーがお約束…昭和レトロは、スイーツ界のトレンドでもある。

単に「映え」なだけでなく、口にいれるとどこかほっこりと懐かしく、きゅんと甘酸っぱい気持ちになるのがその魅力かも。

 

銀食器に盛り付けられたナポリタン(800円)、ハンバーグ(650円)など“エモい”フード類はぜひランチに。

このほかトーストやバナナサンドなど、ドリンクも含め500円前後の価格設定は、値段からも昭和の純喫茶感を伝えたいから。

メニューからいくつか頼んで、この懐かしく新しい世界観を楽しみたい。

 

間借りしているのは、JR出雲市駅にも近いTHE STRUCTURE HOSTEL & CAFEBAR。

落ち着いた照明が醸し出す大人な雰囲気と、アートなインテリアで居心地も◎。

 

料理を手掛ける加納結香さんは20代前半のイマドキな女の子。

できれば昭和に生まれたかった、と照れ笑うほどの“レトロ好き”はどこからくるのか。

「子どものころよく過ごした祖母の家で、ケーブルテレビの懐かし系チャンネルにくぎ付けでした。
お笑いはドリフターズ、アニメもかなり古いもの。もちろんセーラームーンも大好きでしたが、気が付けば『古いもの』にひかれていました」

なるほど、英才教育のたまものというわけだったか。

 

はやりのおしゃれなカフェより、歴史を感じる『〇〇珈琲』的な喫茶店のほうが好き…という加納さんは、旅先でも名店喫茶を探しては研究に余念がない。

「特に大阪はおすすめです。新世界エリアとか、たくさんかわいいお店があるんですよ!」

目をキラキラとさせる彼女と、いつまでも喫茶店談義に花が咲いた。

 

純喫茶kaka

住所:出雲市今市町702 THE STRUCTURE内 【MAP】

電話:0853-25-8350 (THE STRUCTURE共用)

営業:11:30~13:30(L.O.)

休み:日~木曜日(金・土曜日のみ営業)

駐車場:あり(THE STRUCTURE共用)

IG: こちらから

 

(記事は2023年1月14日現在)

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