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ランチで味わうイタリアの家庭の味<イタリア食堂ポー>出雲

島大医学部前に2022年秋に開店。

10席余りの店内では、イタリアのマンマが作るような家庭的で素朴なパスタが味わえる。

ランチはラザニア付きサラダ、本日のパスタ6~7種から1皿、一口デザートのセット(1,100円)。

写真のサーモンとミニトマトのクリームは200円増で自家製パスタ(タリアテッレ=平打ち麺)に変更したもので、ごろごろ入ったサーモンと口当たりのいい麺に濃厚に絡むクリームソースが絶品。

夜は単品パスタ一律800円と良心的!

 

ダイス状にカットされたサーモンがたっぷり。

自家製タリアテッレはなめらかな口当たりで親しみやすく、しっかり煮詰められたクリームソースはややぽってりとして、具にもパスタにもよく絡む。

トマトの酸味もアクセントになり…これはやめられない!

濃厚なのだが、味付けはあっさりしていて食が進み、つい残ったソースをいつまでもかき集めてしまった。

 

ランチにはこれに、ラザニアとサラダ、パンナコッタやパウンドケーキなど自家製も多いという一口デザートがつく。

 

この日のパスタメニューは写真の7品で、夜は単品として一律800円で楽しめる。

ラインナップは仕入れ次第で変わるそう。

 

ゴルゴンゾーラのクリームソースや、豚モモ肉のラグー(煮込み)といったものから、「現地では肉じゃが的立ち位置」というインゲン豆のスープを、粒感を残したポタージュ状にした鶏肉と茶インゲン豆のスープパスタなど、イタリアの家庭的なものが中心。

 

中には、カルボナーラを出雲らしくアレンジしたら…と、一般的には仕上げに振る黒コショウの代わりに板わかめを散らした「カルボナーラ出雲風」といったメニューも。

具もソースも、しっかりパスタになじんで一日の活力になってくれるものが多く、女性はもちろん男性にもおすすめ。

 

店は店長でシェフの松本秀行さんが一人で切り盛りする。

イタリアで2年の修行経験もあり、イタリアンはもとより洋食でも腕をふるってきた。

 

ゆっくり食事を楽しんでいく、大人のお客さんが多い。

「飲食業界から離れていた時期もあるのですが、好立地な今の店舗と出会い、また料理をふるまいたいと思うようになりました」

控え目な話しぶりに覗く人の好さが、おおらかで優しい“家庭の味”を生む。

 

イタリア食堂ポー

住所:出雲市塩冶町267‐1
営業:11:30~14:00、18:00~20:30(L.O.。水・日曜日除く)
休み:木曜日
駐車場:あり
IG:こちらから

※スタッフ一人のため時間には余裕をもって来店ください

 

(記事は2023年2月25日現在)

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