グルメ
【松江市】<bocca(ボッカ)>追い求めたのは懐かしい昭和の「家カレー」
カレー激戦区・松江に2023年4月、何とも居心地のいいカレー屋が登場した。
「大のカレー好き」という店主・松井亮さんが追い求めたのは、懐かしい昭和の「家カレー」。
何十年と料理の世界で腕を磨いたシェフとともに試行錯誤しながら、独自の工夫を加えて作り出した熟成カレーを提供する。
松井さんのオススメは、ポークカレー(800円)にトンカツのトッピング(+400 円)。
カレーは甘みの後にピリッと辛みがくる。
その日仕込みの丁寧な下処理で、柔らかく仕上がったトンカツをカレーが包み込み、一体となった味わいが舌に心地いい。
松井さんには、カレー店の前にある「マルクオート企画」の社長というもう一つの顔があり、
14年間看板を掲げずに、車の整備や販売、板金などトータルで手掛けてきた。
松井さんを頼って遠方から通うお客さんもいるそうだ。
メンテンナンス中、工場一角の待合スペースで待ってもらうことがいつも気がかりだったといい、
近くに飲食店を作りゆっくりしてもらいたいと、約7年かけて構想を温めてきた。
店内は、趣ある古民家を生かしながら、さまざまな時代と国を融合させたような空間を作り上げた。
国道9号がすぐそばで、近くにはお店も立ち並ぶ立地であることから、
当初は「昼休憩にサラリーマンに通ってもらう店」を目指したが、
オープン以降、この落ち着く空間が女性客に刺さっているとか。
もちろん、カウンター席もあるので一人でも入りやすい◎
今後、メニューは変わっていくそうで目が離せない!同じく、少しずつ手が加わっていく内装や外観にも注目だ。
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