グルメ
【松江市】<パン屋Coccole(コッコレ)>街に、人に…優しく“寄り添う”パンを
「日常に寄り添うパンを」との思いで開店、この4月で1周年を迎える。
幅広く好みに応えられるよう、総菜・菓子パンからカンパーニュなどのハード系、卵・乳不使用でアレルゲンに配慮したパンまで30種類前後が並ぶ。
商品が出そろうのは10:30~11:00、早ければ15:00ごろには完売の日も。
価格は塩パン140円からと手ごろ。
幼い子どもが歓声をあげそうなコッコレさん(170円)は、グリーンピースとカボチャの生地をつなげ、店名の頭文字「C」をかたどった愛らしいパン。
卵・乳不使用で安心して食べさせることができ、自分でちぎって食べたい年頃の子にもおすすめ。
トッピングで季節を感じられるタルティーヌ(300円~)などは、一日数回に分けて提供する。
ランチ需要で商品が一気に売れたあとも、材料があれば13:00以降も追加を出すそう。
「総菜パンならではの焼きたてのおいしさを味わえるように」という店主・日野晃さん、梨紗さん夫妻の真心がうれしい。
ひきの細かい粉を使うことで水分が程よく保たれ、翌日でも食味を損ないにくいのも特長。
常連のイチ押しが湯種仕込みの食パンというのにも納得!
食パンは1斤と1本(2斤分660円)のほか、デニッシュ生地のものも(デニッシュBOX630円)。
カンパーニュやバゲット、クロワッサンといった、本格系が好きな人にうれしい一品も。
取材日も、開店を待っていた世代もいろいろな来店客が、目を輝かせて好みのパンを品定めしていた。
イタリア語で「寄り添う」という意味を持つ店舗名。
「目先の変わったものより、幅広くいろんな人に食べてもらえるように作っています。地域や、お店に関わってくれる人たち、もちろん家族にも、日常に寄り添えるようなものを届けたい」
朗らかな店主夫妻の思いを乗せたパンが、日々の食卓においしい幸せを届ける。
パン屋Coccole
住所:松江市東津田町1355-1 【MAP】
電話:050-8887-2580
営業:9:30~17:00(売り切れ次第終了)
休み:日・月曜日
駐車場:あり
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(記事は2024年3月24日現在)