住宅街にひっそりとたたずむ店舗で、毎週水曜日に開くカスタードプリン専門店。

前谷麻歩さんと妹の夢歩さんの姉妹が実家の一部を改装して開店した。

「妹が作るプリンがどこよりもおいしい」と幼い頃から感じていた麻歩さんが声を掛けたのがきっかけだったそう。

やわらかく滑らかな口当たりと、卵のコクとミルクの風味が両立する優しい味わいが好評で、2024年4月のオープン以降、１日限定100個の品を求めて予約が集まる。

プリン液に使用するのは、大山のふもとにある小川養鶏場の「さくらたまご」、白バラ牛乳といった地元から厳選した素材と、きび砂糖、バニラビーンズ入りエッセンスの４種類。

上質な素材なだけに、「この価格でいいんですか…？」と思わず声が出たが、「おいしいプリンを食べてもらいたい一心なんです」と笑顔で答える麻歩さん。

夢歩さんが作るプリンの最初ファンだからこそ、笑顔の奥には「おいしさを知ってもらいたい」という思いの強さを感じられた。

現在は１種類のみの提供だが、今後はさまざまな味を楽しめる新商品も登場予定だそう！

どんな味わいがラインナップに加わるのか楽しみ♪

店内では、姉妹２人が手作りする「海の生き物」をテーマにしたアクセサリーや雑貨なども販売している。