新鮮な地元産の野菜をふんだんに使った健康的なランチメニューがそろう、八百屋が併設されたカフェ。

いち押しは、自慢の野菜づくしの八百屋ランチ（1,300円、写真トップ）！

取材日は、鶏ハンバーグを主菜に3種の副菜（おからコロッケ、キャロットラぺ、レンコンと水菜のサラダ）、野菜スープ、サラダ、ご飯のセットで、ヘルシーなのにボリュームも満足‼

ハンバーグは、プレートに彩りを添えるニンジンと小松菜のペーストで味変する楽しみも♪

このほか、ラタトゥイユをベースにした大豆ミートを使ったガパオライス（1,200円）や、ルーから仕込む野菜が溶け込んだカレー（同）、植物性チーズを合わせたカレードリア（同）など、ヘルシーな食材を組み合わせた体にやさしいメニューが目を引く。

ランチのラストオーダーは15:30なので、遅めのランチにもオススメだ。

食事スペースにはカウンター4席のほか、「会話が広がって人と人がつながる場になってほしい」と8人がけの大きなテーブルがあり、ほどよい距離感が心地いい。

カフェのもう一つの顔「八百屋」も魅力的だ。

店内の一角で、松江、安来両市の約10軒の個人農家が直接持ち込んだ採れたての野菜や果物、卵などを販売する。

その時々の旬な一品との出会いが楽しめ、スーパーなどでは見かけないような珍しい野菜が並ぶことも！

お店を営む岡田さつきさんは、東京都内で会社員として働いた後、定年を前に古里・松江にＵターン。地域おこし協力隊として地元の野菜を販売する活動に取り組む中で、「売り場の確保に困る農家を応援したい」との思いを強くした。

「少しでも地域の人に、地域で頑張る農家さんを知ってもらいたい」

そんな思いで、人と人をつなぐ場として八百屋×カフェのスタイルを思いついた。

食事を楽しんだり、野菜を買いに訪れたり、楽しみ方も多彩な新スポット。

地域の人の交流、憩いの場として定着していきそうだ。