出雲市のパン店、ベーカリーＢＯＣが手掛けるクロワッサンの専門店。

本店同様、自家製ルヴァン・リキッドやベルギー産発酵バターを使い、フランスの伝統的な製法で作り上げる逸品に早朝から列ができる。

一番人気のシンプルなクロワッサンからトレンドの進化系まで、20種類以上がずらりと並んで心を奪う。

写真は手前からクロワッサンオールドナイン（324円）、バイカラークロワッサン（ピスタチオ410円、フランボワーズ367円）。

進化系の代表格、ストライプ模様が特徴のパンスイスは、カスタードとチョコチップ（388円）のほか、さつまいも、抹茶とあんこなども。

食感とバターの風味を追求した4つ折り２回16層の折り込み生地は、外はパリパリ、中はもっちり。

クロワッサンは、折り込みの数で風味と食感が変わるのだそう。

「当店の生地には、バターが重くなりすぎない16層が最適でした。クラム（中）がもっちりした感じは、他ではあまりないかもしれません」と店長の金子さん。

店頭ではさまざまなクロワッサンやデニッシュをそろえて、魅力を伝える。

２色の色使いもオシャレなバイカラークロワッサンは、ピスタチオクリームやフランボワーズジャム入り。

クロックムッシュはベシャメルソースとハム、チーズで食事にぴったり。

サクサク・カリカリの食感を楽しむクロッカンやプレッツェルといったちょっと珍しいものも。

フランスの伝統的なアップルパイであるショソンオポムや、フルーツ系などのデニッシュパイもスタンバイ。

これだけ種類があると、目移りは必至！

「せっかくの専門店ですから、思いっきりやってみようという思いがありました」という金子さんの言葉通り、目に楽しくバラエティに富んだパンたちが、本格的な味わいで出迎える。