レシピ
おいしいあんこをおうちで手づくり
\ アレンジも楽しも~ /
粒あん派、こしあん派、どっちも派、あなたは何派?
おうちであんこが作れたら、好きなだけ食べられるのにーと思っていたりびえーるの「春」。SNSで、かさましレシピなどを発信し、総フォロワー約15万人の料理研究家・よっちこと福島由子さんに、よっち流のあんこの作り方や驚きのアレンジレシピを教えていただきました。
さあ、いっしょに作ってみましょー。
基本のあん
▶︎よっち流「粒あん」
※ひとつまみは、親指・人差し指・中指でつまむ量(約1グラム)
<作り方>
①小豆をサッと洗い、すぐに炊飯器(今回は5合炊きを使用した)の釜に入れ、水を加えて、小豆を均等にならしてから(写真①)早炊きモードでスイッチオン。
②炊きあがったら優しく混ぜてから、もう一度早炊きモードで炊く(1升炊きの場合や水分が足りないようなら、水100ミリリットルを足してから炊く。連続して炊けない機種の場合は、いったん冷ましてから炊く)。
③耐熱ボウルに②とAを入れ(写真②)、しゃもじで(へらでもOK)ざっと優しく混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジ600ワットで5分加熱する。
④再度混ぜて、ラップを外して電子レンジ600ワットで2分加熱する。
⑤もう一度混ぜて完成(ぼそぼそしているようなら、大さじ1のお湯を入れるとなめらかになる)。完成したら、乾燥しないように、すぐに粒あんをラップで包むか、保存容器に入れてふたをする。
Point
※小豆はゴシゴシ洗わないこと。
※早炊きモードがない炊飯器の場合は、普通モードで一度炊き、水を100ミリリットル追加して再度普通モードで炊く。
※しっとり、ふっくらさせるため、みりんの量は変えないで。
※耐熱ボウルの代わりに丼を使ってもOK。
▶︎よっち流「こしあん風」
<作り方>
粒あんの①から⑤まで同様に作る。
⑥⑤が熱いうちに、フードプロセッサーやブレンダーで攪拌(かくはん)して(写真③)完成(フードプロセッサーやブレンダーがない場合は、袋に入れて粒をつぶす。皮が気になる場合はザルでこす)。完成したら、乾燥しないように、すぐにあんをラップで包むか、保存容器に入れてふたをする。
Point
※もし、粒あんが冷めてしまったら、一度レンジでラップをしっかりして60ワットで50秒加熱してからフードプロセッサーやブレンダーで攪拌する。
【本来のやり方は・・・】
粒あん
小豆を水に一晩つけておき、2~3回ゆでこぼしてアクをとり、さらに水からゆでて軟らかくなったら、味付けする。
こしあん …ちょっと大変
小豆を水に一晩つけておき、2~3回ゆでこぼしてアクをとり、さらに水からゆでて軟らかくなったあんを粗い目のザルでこし、皮を捨て、さらに細かい目のザルでこす。布巾に入れて汁を絞り出し、出た汁に砂糖、塩を加えて、煮詰めて完成。
\感動しますよ~♪/
粒あん を使って のびーる!不思議な常温アイス
<作り方>
①粒あんを作る。
②アイスを電子レンジ600ワットで1分温め、ボウルに入れ、粒あん・団子の粉も一緒に入れてよく混ぜる。
③ラップをせずに電子レンジ600ワットで1分加熱し、よく混ぜる。
④再度、ラップをせずに電子レンジ600ワットで1分加熱し、しっかり混ぜる(写真④)。粘りが出たら完成(粘りがない場合は、電子レンジで30秒ずつ追加加熱する)。
※お好みで白玉団子やきな粉をトッピングしても◎。
※冷やしてもおいしいが、常温の方がよくのびる。
※ラクトアイスでもアイスクリームでも作れる。氷菓はNG。
こしあん を使って 新食感のあんチョコ
<作り方>
①こしあんを作る。
②チョコレートを細かく刻む(常温の方が刻みやすい)。
③こしあんをボウルに入れ、ラップをして電子レンジ600ワット50秒加熱する。ただし、熱々の作りたての場合は温め不要。
④刻んだチョコレートを加え、チョコが溶けるまで混ぜる。
⑤ラップに包んで、高さ1.5センチ程度の四角に形成し(写真⑤)、冷蔵庫(または冷凍庫)でしっかり固める。
⑥固まったら、サイコロ状に切る(写真⑥、温めた包丁で切るとやりやすい)。
⑦ボウルに無糖のココアパウダーを入れ、サイコロ状に切ったあんを入れてココアをまぶす。この時、ボウルをゆすってまぶすと、きれいに仕上がる。
さらにさらに 簡単レシピも!!
取材協力
◆レシピ/福島由子さん
料理研究家「よっち」の愛称で10年間SNSを発信中。「節約・かさまし料理研究家」として活動し、SNS総フォロワー15万人。かさまし料理を駆使して、5人家族(うち、小学生の子ども3人)の食費は月に3.5万円でやりくりをしている。レシピコンテストでグランプリを数回獲得、NHKではキッチンバトルにも出場した経験を持つ。
◆だんごの粉提供/永江製粉
(住所:松江市西嫁島11-11【MAP】、電話:0852-26-0123)