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韓国料理を作ってみませんかー♪〈コラム◇◆◇アンニョンハセヨ‼ 韓国〉特別編

韓国料理を作ってみませんかー♪

今回は、コラム「アンニョンハセヨ」特別編として、朴香善さんに、韓国のお正月の定番「トックをはじめ、4色の「ナムル」、野菜や魚などに卵をからめて焼くピカタのような「ジョン」の作り方を教えてもらいました。ぜひ作って、味わってみてください。

※味付けは、各家庭のお好みで調整してください。

朴香善(パク・ヒャンソン)

韓国・ソウル特別市出身、出雲市在住

山陰中央新報文化センター韓国語講座講師

トックク 

作り方 

① だしを作る。鍋に水(2リットルくらい)と流水で軽く洗った牛肉を入れて火にかける。シイタケと長ネギの緑の部分も入れて、弱火でじっくり煮る(写真1、たまにアクを取る)。

 だしを作っている間に、トックを水につけておく(写真2)。水の中でくっついているトック同士をはがす(写真3)。

トッピングの錦糸卵を作る。卵を黄身と白身に分け、白身を溶き、黄身はほんの少し水を加えて溶き、フライパンに薄くサラダ油を引いて、それぞれの卵を薄く焼く(写真4・5、※焼き色がつかないように注意‼︎)。

焼けたら冷ましてから千切りにする(写真6・7)。少し太め(約1センチ幅)に切ってひし形も作っておく(写真8)。

④ ①の鍋の牛肉とシイタケとネギを取り出し(写真9)、沈殿物があれば上澄みを別の鍋に移してから、塩、うす口しょうゆ、おろしニンニクを入れて味を調える。

④で取り出した牛肉は手で細く裂き(写真10)、うす口しょうゆ、おろしニンニク、砂糖、塩、コショウであえる。シイタケはナムルで使用する。ネギは使わない。

⑥  ④の鍋にトックを入れて煮る。トックが浮かんできて(写真11)軟らかくなってきたら火を止める。

⑦ 器にトックと汁を入れ、牛肉、のり、錦糸卵(ひし形も)、小口切りした細ネギをトッピングして白ごまをかけ、最後にごま油をかけて出来上がり。 

ナムル

作り方 

 大豆もやしは沸騰した湯に塩を入れ3分程度ゆでる(写真12)。豆に火が通ったらOK。ざるにあげて、水気を切り、ボウルに入れて塩、コショウ、おろしニンニク、うす口しょうゆ、砂糖で味付け。細ネギを小口切りにして加え(写真13)あえておく。

 ニンジンを長さ6〜7センチの千切りにする(写真14)。熱したフライパンにサラダ油を引きニンジンを入れ、軽く塩をかけてさっと炒め、お皿に盛る。

 ホウレンソウは、 根元の土などをキレイに洗い落としてから沸騰したお湯でさっと(約1分)塩ゆでする。粗熱をとってから軽く絞って水気を取る(写真15)。6〜7センチの長さに切ってボウルに入れて、塩、コショウ、砂糖少し、しょうゆ、おろしニンニクを入れてあえる。

 シイタケ(トッククのだし用に使ったモノ)はかさの部分を写真16のように切る。熱したフライパンにサラダ油とおろしニンニクを入れて香りが出たらシイタケを入れてしょうゆを軽くかけてさっと炒める(写真17)。

 4種のナムルを器に盛り付けて白ごまとごま油をかけて出来上がり。

ジョン(ピカタ)

作り方 

 ズッキーニは斜め輪切りにし、バットに並べ、軽く塩コショウし(写真18)、水気が出たら拭き取り、薄力粉をまぶしておく。

② タラは4〜5センチくらいのそぎ切りにして(写真19)塩コショウして、水気が出たら拭き取り、薄力粉をまぶしておく(写真20)。

 ボロニアソーセージは、カニかまの長さの拍子切りにして(写真21)、カニかまの数に合わせて、残りは輪切りにして薄力粉をまぶしておく。

パプリカは縦に細く切り、カニかまの長さにそろえる(写真22)。

細ネギも白い部分を少し残しつつ青い部分も入れて、カニかまの長さに切る(写真23)。

カニかまと③④⑤を彩りよく串に刺して(写真24)薄力粉をまぶしておく(写真25)。

⑦ 卵を溶きほぐしておく(カラザは取る)。

⑧ 温めておいたホットプレート(またはフライパン)にサラダ油を引いて、①②⑥と輪切りにしたソーセージをそれぞれ溶き卵をくぐらせてから両面焼く(写真26)。ただし、⑥は焼き色があまりつかないように注意

⑨ 串を外して器に盛り付けて出来上がり。

 ポイント 

生のタラは身が崩れやすいため、洗って冷凍しておくと切りやすく、薄力粉をはたくときも崩れにくくやりやすい。

細ネギ(または万能ネギ)の代わりにアスパラガスや青トウガラシを使ってもOK。

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