SPECIAL TOPICS
カレー激戦区MATSUE !!
ここ数年の間に続々と専門店がオープンし、長く愛される名店とともに切磋琢磨しあっているカレー激戦区・松江。
こだわりの一皿をスプーン片手に食べ歩こう!
(記事は2021年11月3日現在)
KARLY(カーリー) 常連を生む飽きのこない味
小麦粉・化学調味料を使わない程よいサラサラ感で「毎日食べられるカレー」を体現、殿町界隈の熱い支持を集める。ベースは豚軟骨をとろけるまで煮込んだパイカやチキンなどの肉系、ナスやホウレンソウといった野菜系ほか多彩で、きのこやチーズなど豊富なトッピングで楽しむのが定番。写真のポークは角切り豚のクリーミーな脂身に悩殺される。店オリジナルの香草が効いた唐揚げも必食。
<福神漬けトーク>
無限に広がる可能性がカレーの魅力、と語るオーナー。鳥取に住んでいたころ近所にあったカレー・アジア料理「かるだもん」がリスペクト店。
KARLY(カーリー)
住所:松江市殿町61【MAP】
電話:0852-26-5707
営業時間:11:00~15:00 、17:30~20:00 (L.O.はいずれも閉店30分前)※日・祝日は昼のみ
店休日:月曜日
駐車場:なし
HP:こちらから
薬膳スープカレー8,000,000 薬食同源の超サラサラ系
北海道生まれのスープカレーに、鹿児島県奄美地方のだし文化を融合させた薬膳スープカレー。薬食同源という中医学の観点を店のコンセプトとし、塩・小麦粉は使用せず、約40種類以上のスパイスを調合している。ストレートにスパイスの香る繊細な辛みの赤、低温熟成された複雑でまろやかな辛みの黒の2種。いずれも大ぶりの野菜・チキン・ポークの具や、トッピングを好みで選べる。10穀米にはぜひレモンを。
<福神漬けトーク>
オーナーが奄美でおいしさに衝撃を受け、通ったというスープカレー専門店「PecanPe(ぺカンペ)」。閉店に際し作り方を教わったのが店の原点。
薬膳スープカレー8,000,000
住所:松江市片原町113 【MAP】
電話:0852-67-3671
営業時間:10:00~20:00
店休日:無休(お盆、年末年始除く)
駐車場:なし
IG:こちらから
印度亜(インドア) スリランカ家庭の味を堪能せよ
店主のスリランカ滞在経験を生かす本格派。ココナツミルクやカレーリーフを使い、かつお節に似たモルディブ・フィッシュでうま味を出す。添加物不使用で、スパイシーかつやや辛口、エキゾチックな風味が絶品。3種の日替わりカレーに、ターメリックライス、ナン、ヌードル、ブリヤーニ(炊き込みご飯)から主食を選べるランチは飽きずに通えてしまう。
<福神漬けトーク>
常連の通い方が半端なく、来店回数1,180回を超える猛者も。カレー通で知られるゴスペラーズの黒沢薫さんが2度来店し自著で紹介している。
印度亜(インドア)
住所:松江市西茶町1-24【MAP】
電話:0852-32-6610
営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:00(L.O.20:00)
店休日:火曜日
駐車場:なし
FaceBook:こちらから
SUPREME HoTEL(シュープリム ホテル) 口中で弾けるスパイスの花
南インドの家庭料理を中心に楽しめる食堂。本場の味を再現した絶妙なスパイス使いと、タマリンドやトマトなどの酸味が特徴的なカレーは、ココナツミルク入りのケララチキン、豆と野菜のパップ―チャールなど日替わりで複数。1種から注文できるが、現地でなじみ深いおかずと一緒に食すミールス(定食の意)で、混ぜて食べる楽しさと味わいの変化を堪能して。
<福神漬けトーク>
日々カレー研究に余念がないオーナーだが、インドを訪れるとごく普通の定食屋のカレーすら美味すぎて、一層探求心が燃えてしまうそう。
SUPREME HoTEL
住所:松江市苧町1-36 IMAGINE. COFFEE ROASTERY 2階【MAP】
電話:0852-67-6615
営業時間:12:00~14:00、ときどき朝・夜の営業も
店休日:基本的に木、金曜日
駐車場:あり
つぼやきカレー 亀屯(キートン) ライスに絡む濃厚さが身上
牛骨だしのカレーをつぼと呼ばれる鉄鍋で煮立てて供するため、一段深まる濃厚な味わいが舌をとりこに。口の中でほろりと崩れるターメリックライスとの相性の良さはもはや悩ましいほど。キートンカレーをベースに、牛すじやキノコなど具材の種類もさまざまで、今日は何にしようかと迷うのも楽しい。写真の一皿はさわやかな酸味にモッツァレラチーズが溶けあい不動の人気。
<福神漬けトーク>
数年前境港に移転していた際は、耐えかねた松江のファンがわざわざ通ってきており、駐車場に島根ナンバーが連なったほど。
つぼやきカレー 亀屯(キートン)
住所:松江市学園2-23-25【MAP】
電話:0852-28-0019
営業時間:11:30ごろ~14:30ごろ、17:30ごろ~20:00ごろ
店休日:火曜日全日、月曜日の夜
駐車場:あり
インド料理 SPICE(スパイス) インドの食文化を伝えて31年
‘90年開店以来、山陰初のインド料理専門店として絶大な支持を集める。タマネギの甘味が溶け込んだバターチキンなど、スパイシーだが食べやすいカレーや副菜は一つずつ手作り。写真のほか肉類や豆・野菜類など7種から2つを選べるランチターリ(定食)で味比べしたい。主食もライスやナンなど多彩。女性のほとんどが選ぶナンは注文から焼き上げるため香ばしさが格別。デザートの充実ぶりも◎。
<福神漬けトーク>
若かりし頃1冊のインド料理の本を参考に作ったスパイスカレーに胸打たれ、どうしても現地へ行きたくて自家用車を売ってまで費用を作った店主の情熱は健在。
インド料理 SPICE(スパイス)
住所:松江市学園1-16-26【MAP】
電話:0852-27-7720
営業時間:ランチ/11:30~17:00、ディナー/17:00~21:30(L.O.21:00)
店休日:火曜日(祝日の場合営業)
駐車場:あり
HP:こちらから
ナマステ・ガネーシャ松江店 コクのある味わい深い本場のインドカレー
本物のインド料理を味わってほしいと、日本人の舌に合わせ本場のスパイスを調合する。野菜をたっぷり使ったクセのないカレーは、コクがあり味わい深く、老若男女楽しめる。タンドリーチキンや生地から手作りするナンは、タンドール窯に炭火を敷いて焼き上げ、チキンは香ばしく中はしっとり、ナンは中がもっちりで外側がパリッと食感に。ラッシーの甘さがカレーとよく合う。
<福神漬けトーク>
インドのスパイスは、中国の薬膳にも通じる健康に良いスパイスがいっぱい。店には隣県からのリピーターやスサノオマジックの選手も来られます。
ナマステ・ガネーシャ松江店
住所:松江市学園南2-5-23【MAP】
電話:0852-24-2139
営業時間:平日/午前11:00~15:00、17:00~23:00、土・日・祝日/11:00~23:00(ランチは15:00まで)※L.O.各閉店30分前
店休日:なし
駐車場:あり
HP:こちらから
Curry&Lunch G-MADRAS'(ジーマドラス) あっさりながらも味わい深い
10種類ほどの香辛料にフルーツやしょうゆ、ケチャップといった調味料などをミックスし、あっさりと日本人好みの味に仕上げる。香辛料の辛みをさまざまな食材のうま味が包み込む深い味わい。人気の国産ハーブ鶏のから揚げが5個ものったカラアゲカレーなど20種類以上のトッピングで飽きさせない。油をなるべく取り除いたルウ、薄衣の揚げ物など、ボリュームがありながらも低カロリーと女性への気遣いもうれしい。
<福神漬けトーク>
昭和62年から島根大学前のガラムマサラという店をやっていた。女子大生に来てもらえるようにと低カロリーのカレーに。当時大学生だった客が子どもや孫を連れて今も来てくれる。
Curry&Lunch G-MADRAS'(ジーマドラス)
住所:松江市上乃木8-1-9【MAP】
電話:0852-31-1701
営業時間:11:00~20:30(L.O.20:00)※水曜日は14:30まで
店休日:無休
駐車場:あり
カレー工房 ダーニャ 毎日食べられるカレー目指す!
50人分で約20㌔使うという大量のタマネギを12時間以上じっくり炒めて作るカレーは、甘さとコクが引き立ち一口また一口とスプーンが止まらない! 店で独自に調合したスパイスに加えるニンニクやショウガが味に奥行きを与えている。ベースのカレーに合うポークカツ、野菜、海老フライなどをチョイスしたら、さらにチーズや目玉焼きなどをトッピングしてオリジナルのカレーにするのも◎。
<福神漬けトーク>
「カレーは100人が作ったら100通り。同じものができないし正解がない。」by ダーニャ 門脇
カレー工房 ダーニャ
住所:松江市東出雲町錦新町8-1-3【MAP】
電話:0852-52-7878
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)
店休日:月曜日(祝日は営業)
駐車場:あり