読みもの
コラム◆◇◆Antiqueに心ときめいて VOL.5
VIVIENNE
松江市横浜町のカフェ「GALERIE VIVIENNE」を経営。
宍道湖、温泉、松江城、美しい景色、伝統文化、そんな松江が大好きです。
ホームページ「ギャルリヴィヴィエンヌ 松江」で検索。
お店の原点 服のヴィンテージ
実は、はじまりはカフェではなく服屋さんをする予定でした。14年前に始めたAvignon。大好きな古着と新しい洋服やアンティークを販売するショップにするつもりでした。
なぜ?カフェに? なんとなくそちらの方がうまくいくような気がしたから。
服の展示会にも何度か足を運び、数年前には服屋さんでアルバイトも経験させていただきました。土壇場の変更だったのです。
子どものときから服が大好き。当時はバブルDCブランド全盛期で、それはそれは欲しいものだらけの時代。
うっすらと将来はスタイリストを希望していました。仕事帰り、週末はショップ巡りと欲しいもの探しに明け暮れました。当時からインポート好きが高じて行き着くところは、ヴィンテージ。そこがお店の原点なのかもしれません。
また、夫も大の服好き。初めて会った時に着ていた服は独特でした。
夫に服のことを教えてもらい、いろんなお店をめぐり、世界中にひとつかもしれない洋服に出逢うための時間は疲れも感じさせないくらい楽しいものでした。
新しいものと、古いものを組み合わせて自分らしく着こなす。ここにも値段は関係ありません。
特に見ていてすてきだな、と思うのは古いナイティー。厚手のコットンに刺繍やレースをあしらったもの、シルクで作られた繊細なもの。それを着て眠りにつくといい夢が見られそうです。
そして、大好きなワンピース。時々VIVIENNEでも着ています。ワンピースを着て手作りのエプロンをかければ、その時代にタイムスリップです。
お店でも販売できるものを展示していますので、ぜひご覧ください。アンティークとブロカントと古着、そして英国のクリームティー。わたしの人生の引き出しの中身、その一部がGALERIE VIVIENNEです。